2018年06月12日

項羽と劉邦 −覇王別姫

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湖北省京劇院の日本公演を見てきました。 京劇は数年前に香港で見た『孫悟空』以来の2回め。

ギラギラした衣裳、シャンシャンジャージャー煩い音楽、妙にクセになります。

所作に形式美があって、抑えた動きのなかに俳優さんの鍛錬を見るのが好きですし、派手な立ち回りに「おぉ〜」とのけぞるのも楽しい。

一幕目の主役、韓信を演じた董宏利さんは、立ち姿からこまかな所作まで洗練されて気持ちよく、目が離せず。
他の演目でも見てみたいと思いました。


そういえば京劇役者の人生を描いた映画『覇王別姫』も良かったなと思い出し、原作の小説を取り寄せ中。

次の旅のあいだにでもゆっくり読もうっと。

2018年06月07日

よろけ縞の帯留め

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今週末の土曜日は、銀座もとじさんの夏のコモノ展にデザイナーが在廊します。

写真は今日、仕上がったばかりの帯留。 紙舗 直さんのマリーンブルーの和紙に乗せてみました。

やわらかで粋な「よろけ縞」、この季節には波にも見えます。

夜光貝は常に変化する色合いと、シルキーな明るい輝きが特徴。
派手にならない輝きは、コーディネートに品のよい変化をもたらしてくれます。

ぜひお手元でご覧ください。
お待ちしています。


*銀座もとじ 夏コモノ展*
5月1日(火)〜6月17日(日) 銀座もとじ和染、男のきもの
アテナリデザイナー在廊日: 5月19日(土)・20日(日)、6月9日(土)
タグ:帯留
posted by atenari | ニュース / News

2018年05月31日

線の造形、線の空間

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智美術館で、大正時代から現代までの竹工芸を見てきました。

緻密な手仕事によるものも自然な造形を生かしたものも、それぞれに味わいがあり、竹素材ととことん向き合う作り手の集中力を感じます。

一番気に入ったのは、会場外のガラスケースに展示されていた硯箱です。
マットな編みにつやつやの表皮が大胆に絡み、絹の組紐できっちり封をされた姿は塩梅よく、いつまでも眺めていたくなります。 ここから広がる風景がイメージできる感じ。

写真は展示室へ降りる螺旋階段とシンクロするインスターレーション。
半ば組み上げたものが持ち込まれ、さらに2週間かけて現場で組み立てられたそう。
材料は竹だけ、仕組みは撓んだ竹の反発力だけ。

仕組みがシンプルってきれいだな、と思いました。