2014年10月02日

ATENARIってどういう意味?

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先日の展示会rooms29で、何度か聞かれた「ATENARIってどういう意味?」をもう一度まとめてみました。

「あてなり」は日本の古語で、「品よく美しいもの」のような意味とされています。

しかも、美として評価された美、美のための美ではなく、誰かが日常の中で思いがけず出会った、はっと心動くような美しさというニュアンス。

このニュアンスが伝わるように、「あてなり(貴なり)」という言葉が使われた文章を紹介します。


「あてなるもの」 (枕草子 清少納言)


あてなるものといえば・・・

モーヴ色の上に重ねて着た透ける白の上着。

鳥の卵のフォルム。

銀の器に盛られた、透明なシロップのかき氷。

水晶の小さな珠の連なったもの。

藤の花。

雪が降りかかった梅の花。

かわいらしい子どもが苺などを頬張っているところ。


以上、私の勝手な現代語訳!

「あてなるもの」にはセレンディピティの要素があること、伝わりますか?


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