2015年06月22日

Rey Camoy

サインのスペルにいろいろバリエーションがあります。 鴨居玲。

没後30年を記念する展示会を見に、東京ステーションギャラリーへ出かけました。

きっかけは、先月、神戸のある館で見た一枚のデッサン。
金沢で生まれ、南欧南米を経て、神戸で没した画家なのです。


あまり著名な画家ではないと思うのですが、ギャラリーは思いの外、熱心に見る人で混んでいました。
テレビか新聞で紹介されたのかな。


老人、酔っぱらい、窓のない教会。 媚びのまったくないモチーフ。

スクーロな作品群ですが、色を使ったときの色は迷いがなく綺麗。
岩石に結晶したルビーやエメラルドのような、意表を突かれるほど透明感のある赤、緑。

「ナザレのおばあさん」のカラーコントラストは好き過ぎて、しばらく眺めていました。
あと、酔っぱらいのもつれ足の描写が絶品!


いろいろな意味で甘いところのない絵ですが、多分絵は目的でなく何かの手段だったアーティスト。

展示会は7月20日までの東京のあと、伊丹市立美術館などいくつかの場所を巡回するようです。
デッサンまで含めて、ここまでまとめて見られる機会は少ないと思うので、お勧めです!


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