2017年01月14日

WASHI

京橋のLIXILギャラリーでWASHI展を見ました。

文字や絵を書き残す、というのは紙の用途のほんの一部で、
長い繊維が複雑に絡まった手すき和紙は、かつてさまざまな生活用品に使われたようです。

細いコヨリを編んで作った吸湿発散性の高い下着、揉んで綿を挟んで縫い合わせた上着。
漆や油を塗って堅牢にして、小物入れ、帽子、収納家具、など用途は無限に広がります。
(そういえば銀座松屋の「白洲正子ときもの」展でも、綺麗な紙布の帯がありました)

他にも、
出会うたびに好きになる、韓国の古い団扇。
縮み加工をして縮緬状にし、解像度を上げた浮世絵。などなど。

すべて、現物を見られる貴重な機会です。

お隣のビルのLIXILブックギャラリーもかなりお勧め。
こぢんまりとした空間に、工芸、建築、食物など、広く生活文化にまつわる書籍がたっぷりあって、
気の向くままに手にとっていると、時間があっという間に経ってしまいます。

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こちらはギャラリー近く、1933年築の明治屋ビル。 趣きがあります。
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