2018年08月13日

イサム・ノグチの仕事場

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イサム・ノグチ展を見るために、初台のオペラシティアートギャラリーへ。

これまでにまとまったイサム・ノグチ作品を見たのは1992年の初の回顧展と、数年前の牟礼。
今回は今までと違った作品が気になりました。

北京滞在時代の毛筆ドローイング作品は、線が心地よくてずうっと見ていたい感じ。
筆の運びにスピードが感じられて、「傾く男と少年」なんてまるでコンテンポラリーダンスを見ているよう。

同じく北京時代の石膏彫刻「中国人の少女」にも心惹かれました。
頭が地面と平行な人体彫刻ってあまり見ないです。そこが面白く、モダンに思える作品。

「死すべき運命」も好き。しばらくそばにいました。
避けがたい落下を今この瞬間は持ちこたえているという、緊張感。
そして見る人を緊張させきらない、造形の感じの良さがイサムノグチ的。

写真は撮影可能だった「アーケイック」の一部です。

彼にとって、大理石より硬くて個性的な世界各地の石に挑むことは、地球と交感する行為でもあったそう。
そして活動年表を眺めると、地球が小さく感じられるくらい創作の場が多岐にわたっています。

仕事場は地球。いいな。