
これは以前買っておいた一冊、ナタリア・ギンズブルグの1962年の本。
どのページを繰っても、いつまでも古びない新鮮なことばが綴られた本は大好き。
そしてその時によって自分の感覚を刺激する部分はさまざまです。
「彼はタリアテッレ、抱擁、サクランボ、赤ワインがお好み」 にお腹を空かせたり。
「天職は人間の、唯一で真の救いであり豊かさである」 に頷いたり。

某所にて、どうでもいい話をしながらポワールのデザートを待つひととき。
涼しくなって、身体がひと息ついている感じ。
読書と食欲の、秋のはじまり。
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