2010年06月18日

根津美術館 遅れ馳せながら

落ち着いたら見に行こう、と思ってみたり、好みの企画展があれば見に行こう、と思っているうちに半年以上経ってしまいました。

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光と影と風の回廊?気持ちがしんとします。

メインの企画展は「能面の心・装束の華」。
面をつけることで精霊や幽霊になりすまし、物語を舞うという伝統芸能は、考えてみると世界各地にありそうです。
展示は能面と装束がセットになっていて、その"なりすまし"のルールが説明されているのが興味深かったです。

が、しかし。

他の展示室の展示品の中に柴田是真の刀の拵えがあり、そちらのほうに関心がいってしまいました。
どう見ても、鉄で出来ているとしか思えない刀の鍔が、実は是真の変わり塗り。革と漆で出来ているのです。
青銅塗りと青海波塗りとが同居した鞘もありました。
是真の作品以外にも、細工の美しい目貫など。

本当にきれいなものを見ると、あれこれ言えず、ため息しか出てこなくなります。
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