2011年11月12日

イタリア文化セミナー

イタリア統一150周年の記念イベントとして開催されている一連の文化セミナーのうち、関心のあるテーマの会だけ参加しています。
前回参加のテーマは南北問題、今回は移民問題です。

イタリアは、ハタチの頃に初めて行ってから、20回近く訪れましたが、最初は見るもの全て新鮮で、ショッピングも十分面白く、それから関心事は食や芸術や言語の文化へ移り、新聞にもニュース番組にもリアルタイムに触れられる最近では、メディアが煽る盲目の憧れめいたものはほぼなくなって、良いことも(最近少ないですが)具合の悪いことも、横目で見ているような関心の持ち方だったりします。

今回はイタリア近現代史が専門の北村暁夫氏を講師に迎えて、とても面白いお話を伺うことが出来ました。

南北問題(=格差の問題)、移民問題、ともにイタリアにユニークな事象でなく、太古から綿々と続く、自然の摂理の現れです。

ひとつの事象から、普遍的な理を自分なりに仮説立てするのは、よい頭の体操になります。
最近の出来事であるかように扱われる様々な問題も、本当は昔から姿形を変えて何度も繰り返されていることだったり、地域間の持ち回りだったりするのを発見するのがとても楽しいのです。

ところで北村氏の、「この仕事好きで、楽しんでやってます」という雰囲気、良かったです!
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