前回のオーダー会のときに帯留めをお作りくださった方。
なんとこの2日間にわたって2タイプのコーディネートを披露くださったのですが、ご了承いただけたのでこちらでご紹介します。
("R”様ありがとうございます!)
お作りしたのは、きらきらした水晶の下に螺鈿用の貝をしのばせて遊んだ帯留め。
オーダーのご相談のときから、素材を眺めて既に2、3パターンのコーディネートをイメージされていたのが思い出されます。

南の海をテーマに、水面に見立てて。

菖蒲の帯に描かれたつゆ玉のひとつに、しずくに見立てて。
こんな素敵なストーリーに加えていただいて本当に幸せです。
お洒落が大好きな方で、いつもお話が弾んでしまうのですが、私が尊敬するのは、この方のものの選び方。
身につけていらっしゃるものは、ぞんざいに選ばれたものが一つとしてなく、プリンシプルに合ったものばかり。
物や作り手への共感と、知性が溢れています。
考えてみれば、私たちの身の回りのものはひとつずつ意志をもって入手したものの集合です。
装い方は生き方。
そんなことを改めて思った2日間でした。
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