2013年09月19日

出会い その1

出張先の香港。

九龍站でいつものタクシー行列に並ぶ間、ふと目にとまったサイン。

「清代宮廷服飾 The Splendours Royal Costume: Qing Court Attire」

・・・出会ってしまった。これは必見。

ということで、出張先で唯一のオフの日に出かけてきました。

3月にパリで出会ってから、ずっと気になっていたカワセミの羽根の装身具も、ヘアオーナメントとしてたっぷり見物。

清朝の宮廷衣装といえば、ドラゴンのローブが思い浮かびますが、今回の展示会では、女性用のローブの美しい色使いや、たっぷりとした緻密な刺繍が印象に残りました。

四季を表現した、花々の刺繍の美しさ。 細く割いた絹糸で密にステッチされた、すべらかな刺繍は、見ているだけでその触感をイメージして思わず目を閉じてしまうほど。

そしてもちろん、色や柄、首飾りの素材に至るまで厳格に定義されたヒエラルキー、オケージョンに応じた装いの方法など、とても丁寧に構成されていて、見応えたっぷり。全て見終わるのに3時間かかりました。

この展示会はHong Kong Museum of Historyで10月7日まで。ここまで揃った状態で見られることは、なかなかないと思います。
帰国後にパートナーが調べたところによると、2008年の北京オリンピックを記念して故宮博物館で開かれた展示会の香港巡回展なのだとか。なるほど。

ぜひ図録を手に入れたかったのですが、会期をかなり残して既にソールドアウトしていました。
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