2018年05月03日

ギリシャの赤

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今日は旅の続きの調べもの。
撮った写真を見直すついでに、いくつかピックアップしてみました。

ギリシャといえば青・・・は出かける前のイメージで、今回記憶に残ったのは赤ばかり。

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どこにでも咲いていた、赤いポピー。
冴えた赤。 ポピー大好き。

そういえばファッション関連のお店、ショウウインドウは圧倒的に赤推しだった。
彼の地では春の色はポピーの赤?

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フォークロアミュージアムに展示されていた民族衣装も、赤優勢。

館の説明では、ギリシャ北部は、服飾研究者にとって宝の山らしい。
山間部は民族固有の文化が残りやすいし、そもそもバルカン半島だものね。

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フレッシュのオレンジとザクロのジュース。
果樹園がひたすら続く、豊かな土地ならでは。

午後1時から4時までは、外で活動する時間じゃないことを身体で知ったの滞在3日目あたり。
強烈な日差しが少しやわらぐのを待ちながら、カフェでおしゃべりして過ごす人、多数。

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ビザンチンミュージアムの消火器マーク。 モザイク柄にニンマリ。

朝一番に乗り込んだら、チケット売場の人が5分遅刻してきて待たされた。 新鮮!
そして私のチケットを見て「期限切れだけど、昨日も来てたよね、見終わらなかったんだね」と入れてくれた。 新鮮!
良くも悪くも、規定にあそびがある。

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これはイスタンブール、カーリエの近くの小さなパティスリー。
チャイとパンを頂いて2トルコリラ。 あまりのお安さに、恐縮しながら硬貨を2枚渡す。

お店の人は5種類しかないパンをひとつひとつ説明してくれた上、食べやすいよう丁寧にナイフを入れてくれた。
「おもてなし」という程ではない、たぶん彼の日常の親切。

そしてむしろ、そういうのが嬉しかったりする。

2018年04月22日

旅  

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テッサロニキからイスタンブールまで、ビザンティン様式のあれこれを見る旅。
しんとした丘の上の小さな教会に身を置いて、モザイクやフレスコをゆっくり眺める時間、とても贅沢でした。

テッサロニキはギリシャ第二の都市で、神戸にも似た、坂ばかりの港町。
古代マケドニア王国時代の豊かさ、多分そこからくる当地のギリシャ人の岩盤のような自信、そしてあっさり美味しいオリーブオイルが印象的。


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イスタンブールでは、前回見逃したここ! わざわざ行って良かった。

女性と旅の話をすると、強い憧れがあるのに行くのを躊躇している旅先の筆頭がイスタンブールのような気がします。
大都市で飽きることがないですし、トルコリラは数年前と比べて、感動的なレート。 今行かずにいつ?

さて、完全にリフレッシュできました。
これから夏へ向けていろいろなアイデアを形にしていきます。

2018年03月18日

素おどりと桜

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国立劇場にて、素踊りの会。
幕があき、カッと明るい照明の檜舞台を観ると毎度、わくわくします。

俳諧師、時雨西行、新曲浦島、玉屋。
ひとつひとつの演目を楽しみました。

ここ何年か、ふとしたときに「素踊りが見たい」と思うことが多いです。
歌舞伎役者さんの踊りが好みだと、その方の素踊りをたっぷり見てみたいと思ったり。

写真は国立劇場の桜。「駿河小町」という新しい品種だそう。

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アテナリのこちらの桜も、今年の新しい品種です!

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アテナリ ポップアップショップ
3月21日(水・祝)〜4月3日(火)
日本橋三越本店 1階 イベントスペース

2018年03月01日

万事如意

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東京は急に暖かくなっていてびっくり。
旧正月の装飾が残るところから、戻ってきました。

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満開の梅に下げられたたくさんの赤い札、そのうちのひとつを手に取ってみたら「万事如意」と。
なんだか、おみくじで大吉当てた気分。

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素材の仕入れは未来の仕事への投資なので、真剣勝負。
その分、オフタイムに気分の切り替えも大事です。
写真は宿泊先近くの庭園。 よく手入れされた、気持ちのよい空間でした。

2018年02月17日

ジャスミンの香り

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晴れて暖かくなった、絶好の梅見日和。
梅林は4分咲き、蕾も好きなのでちょうど良かった!

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白梅は、息を吸って、吸って、吸い続けたいほど良い香り。
ジャスミンの香りに似てる・・・と思って帰宅後調べたら、香りの主成分が共通らしいです。

そういえば先日立ち寄ったSHISEIDO THE GINZA。
気に入ったセルジュ・ルタンス「A la nuit」のトップノートが、やはりジャスミンでした。


梅のシーズン中、またどこかで偶然に、遭遇したい香りです。

2018年02月05日

時空を超えた価値

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文字の代わりの記録媒体。
カラートーンが、趣味の良いインテリアのお手本みたい。

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文字を持たないが故に表現の熱い、ひょうたん製のカップ。

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面白い表情の陶器。現代の作家ものだと言われても、何の不思議もない。
リャマに乗る人間の像は決まって、こんな風にしがみつくポーズなのだとか。
高低差の激しい道・・・牽く人は別にいるのかな。

これらはすべて、国立科学博物館の「古代アンデス文明展」から。
主な展示品はほぼすべて、撮影可能です。

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装身具で面白かったのは、この貝のネックレス。
スポンディルスという珊瑚色の貝、古代世界では広い地域で貨幣に近い価値をもっていたようです。
これは、祭祀用とされているかなりの贅沢品。 説明によると「黄金より価値があった」そう。

その黄金。
展示品のなかには金(Au)の装身具も多いですが、そのデザインをみると金を使った理由は素材価値の誇示でなく、太陽に似た光の反射だったように思います。

それらを片っ端から溶かして持ち帰り、自国で貨幣と交換して利益を得た西欧人のこと、その貨幣もまた仮想であることについて考えたり。

「古代アンデス文明展」は上野の国立科学博物館で、2月18日まで。 
15000年をモノで辿るのは、かなり貴重な経験。 面白かったです。

2018年01月05日

あけまして おめでとうございます

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年末は自宅でゆっくり、英国ロイヤル・バレエの「ALICE'S ADVENTURES IN WONDERLAND」と「THE NUTCRACKER」を見ました。 楽しくて、大好きな作品です。

「情報」から解放されたひとときの「夢」を見てもらえるのって凄いな、素敵だな、と思った次の瞬間、自分の仕事でも同じことができるのだと思い当たりました。

見る人の想像力を刺激して、夢のある時間を共に過ごせるもの。
ジュエリーにはその力がありますし、その可能性をいつも忘れないようにしたいです。


写真は春に向けて製作中のもの。
いつの頃からか、私の年始は桜の最盛期。

桜をたくさん描いたので、目分量でうまく円を5等分できるようになりました。
ガレット・デ・ロワの5等分とか、今ならすごく上手くできそう。(と書いただけでお腹いっぱい)

今年も楽しみながら一歩一歩、進んでまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2017年12月30日

今年もありがとうございました

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円満が重なり合いながら、四方へ永遠に連なって。
世界中で愛される文様の、こちらはサモア諸島のもの。

樹皮を叩いて作った美しいタパに彩色された、揺らぎの心地よい一枚は、
LIXILギャラリーの「織物以前 タパとフェルト」展で現在展示中のものです。

関連イベントの岩立フォークテキスタイルミュージアム「衣の原点」も面白かったです。
熱帯地域で防寒のための衣類が必要なくても、ヒトは装身具だけは欠かさない。
そんなことが見えたのが収穫でした。

さて、新しい一年がすぐそこに。 
2018年も健やかに、良いことの連なる年になりますよう!

2017年12月13日

ボタン博物館

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近づいて見るとすべてボタンでできた、シャンデリア。

古今東西のボタンが一堂に集まる、ボタン博物館がリニューアルオープンしたとお知らせ頂き、早速でかけてきました。

衣服が一枚の布だった頃、布を留め合わせるためにつくられたピンでボタンの歴史は始まります。
それ以降は時代や地域によって、ボタン事情はさまざま。

日本の古いもの(といっても幕末以降ですが)がなかなか可愛らしくて良かったです。

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中でも一番好きなのはこの芝山細工のボタン。象牙に各種素材の象嵌。 余白がニクイ。

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そしてこちらは、どれかひとつ差し上げますと言われたら迷わず選ぶ一粒。

超絶技巧飽きた、なんて言いながら、こういうのに出会うと上機嫌になります。
そしてため息の出るような工芸品はたいてい、ペルシャ由来なのでした。

ボタン博物館は予約制で館内撮影可能です。 詳細はこちらの公式サイトにて。

人形町駅からぶらぶら街歩きしながら向かうのが、お勧めです。