2020年10月09日

インドのミニアチュール

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岡崎市美術館博物館にて「小宇宙の精華 インド宮廷絵画」展を見てきました。
日本画家でインド美術コレクターの、畠中光享氏のコレクションの展示会です。
以前、松濤美術館で畠中光享氏のインド染織品の展覧会(その時の記録)を見ているのですが、会場に細密画も少し展示されていて、「もっと見たいな」と思ったのを記憶しています。

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気の利いたミュージアムレストランから展示室へ向かう、大理石の階段。
名古屋から小一時間、山の上に突然現れる立派な美術館でした。

今回わざわざ出かけようと思ったきっかけは、この春に読んだオルハン・パムクの『わたしの名は「紅」』です。
細密画師にたくさん語らせるこの本を読んで、まとまった量の細密画を見たい気分だったころ、この展覧会について知ったのです。
知りたい見たいが満たされて、大満足。

送ってもらった重い図録が届くころ、また続きを書こうかな。


東京は急な冷え込みで、慌てて冬支度を始めています。
よい週末をお過ごしください。
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2020年10月05日

work in progress

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アテナリで扱う素材はとても多く、時には金属のかたまりと向き合います。

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今回は質感で遊ぶことにしました。
わざと粗い肌あいを残しますが、手触りはあくまでスムースに仕上げます。

ぴかぴかに仕上げるのは目指す処がひとつなので、加工をどなたにでもお願いできます。
それ以外の可能性を探った瞬間、完成形とその工程の選択肢が無限になり、作る人間のイニシアティブがないとどこへも行けない状態になります。

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二度と同じものが出来ない、一期一会を楽しむ品物。
まだ道半ばですが・・・何に見えるでしょうか。


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答えはこれ。そう、もうそんな時期なんです。


只今銀座もとじさんのオンラインショップでは<アテナリ秋の新作>をご紹介頂いています。

四季を楽しむ一点ものの品々、ぜひご覧ください。

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2020年10月02日

向こう

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帯留め『向日(むこう)』のご紹介です。

きらきらした細かな結晶が残る、白いめのうの真ん中に見えるのは、明るい向こう。
螺鈿にも使う白蝶貝のマットな輝きです。

つるんとした質感のめのうと貝のコントラストが美しく、実際に身につけると、身体の動きにともなって見え方が常に変化します。

只今銀座もとじさんのオンラインショップで<アテナリ秋の新作>をご紹介頂いています。
四季を楽しむ一点ものの品々、ぜひご覧ください。


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『向日』と何となく似たところのある風景。
初秋の湿原に、流れ続ける川の水面だけが空の青を映します。

どうぞよい週末をお過ごしください。
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