2020年06月24日

黒い瞳

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黒い瞳に合うネックレスは、黒蝶真珠のケシと黒い漆で、華やかな黒がポイント。

秋冬シーズンに向けて、「似合う」をもう一段階引き上げる、新しい考え方でジュエリー製作を進めています。


先日は久しぶりに、映画館へ。
『パプーシャの黒い瞳』を岩波ホールで観てきました。

ロマ(ジプシー)の女性パプーシャの属する社会の営み、そして彼女の詩が世に出たときの、その社会の反応が描かれた2013年のポーランド映画です。
大きな美しい風景、火、魅力的な音楽、わざわざ映画館で見て良かったなと思いました。

岩波ホールではしばらく、旧作が週替りで再上演されています。
6月27日からの1週間は『残像』。

ここ数年で心に残った映画のうち、この『残像』と『COLD WAR』はポーランド映画でした。
或る人が社会によって自由と尊厳が損なわれていると感じたとき、自分を通す方法がこのふたつで比較できて面白かったです。


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重なるときは重なるもの。
最近の一冊もポーランド作家のものでした。
タグ:ネックレス
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2020年06月12日

松濤で真珠展

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松濤美術館へ出かけてきました。
美術館へ行くのが久しぶり過ぎて、単眼鏡を忘れそうに。危ないあぶない!

展示品の大半は、ミキモト真珠島博物館と穐葉アンティークジュエリー美術館からのものでした。

カステラーニ工房と工房出身のカルロ・ジュリアーノの作品は、古代から中世の宝飾品をお手本にした端正な佇まい。
でももちろん単なる復古趣味ではなく、途絶えた技法の復刻を含めた高い技術力でモダニティ(19世紀製)が実現しています。

展示品には、ハーフパールが使われたものがたくさんありました。

質とサイズが吟味されて、きちんと爪で留められたハーフパールは、端正で美しいです。
ミキモト装身具の「シロツメグサ」は素敵でした。製作は1993年と新しいですが、図案は1910年製とのこと。この時代のトレンドを思わせる、軽やかさと優雅さが魅力的。
例えば華奢な身体につけるブローチには、ハーフパールは一つの正解のように思えます。

最後の展示室は、真珠養殖の技術について解説されています。

以前から、日本で養殖するあこや真珠の核にわざわざミシシッピ川から運んできた貝を使う理由がずっと謎だったのですが、展示会場で貝の現物を見てようやく納得。
小さいのに厚みがすごい。組織も均一に見えます。

帰宅後にインターネットで真珠核産業のことを少し調べてみたら、こちらもまた奥深い世界。面白かったです。
特にあこや真珠は真珠層が薄く核が透けて見えるため、核の品質には大変気を使うそう。

この展示会は、真珠を身につけていると入館料が200円オフになります。
知らずに伺ったのですが、もちろん着けていたのでめでたく割引に。

「真珠ー海からの贈りもの」展は渋谷の松濤美術館で9月22日まで開催中です。

2020年06月08日

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いつか見たガムランボールの透かし模様。
もう何年も、いろいろに形を変えてショウケースの一隅にあるモティーフです。

バランスにとても気を使いますが、何故か楽しく描ける柄。
気分が良くて時々、鼻歌が出そうになります。

ガムランボールって現地語で何て言うのかふと気になって調べたみたところ、もともと土地のものでないからかそれらしき言葉が見当たらず。
唯一「bola mimpi」というコトバが見つかりました。bolaはボール、mimpiは夢。

あの音は、たしかに良い夢が見られそう。


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クチナシと似て上質なシルクのバックサテンのような、白い紫陽花。
白い花にもいろいろな質感があります。

良い一週間になりますように。
タグ:リング
posted by atenari | プロダクト / Products