2020年12月26日

春をたぐりよせる

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暖かなカシミヤに抱かれて気持ちよさそうな、パール。

何年もかけて形作られる真珠が、常に変わり続ける水の流れを映しているはずはないのですが、水の中で育つケシパールは、形に「流れ」があることが多いです。
このピースはその分かりやすい例。流れに素直にまかせたデザインのペンダントトップです。

冬至を越すと日は毎日少しずつ長くなり、春を手繰り寄せている気分になってきます。

冬の緑、第二弾でした。
posted by atenari | ニュース / News

2020年12月21日

冬の緑

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いつもフレッシュなグリーンで、伸びやかな蔦の葉のネックレス。
ハンドカットしたロッククリスタル(天然水晶)の輝き、そこから透けて見える絵柄、色合いのふくらみ。
身につけられて常に動くことで、魅力を発揮するジュエリーです。

常緑の植物は生命力を感じるため、東西を問わず人の生活のさまざまなシーンに取り入れられています。
この時期の、もみの木や、門松も。

マツの葉は数年から数十年保つといいますから、長寿や繁栄の願いを込めるのもよくわかります。
葉の寿命が長いことに加え、古くなった葉を上回る新しい葉があるのが常緑を保っているしくみだそう。

グリーンは寛ぎと再生の色。
新年への願いとぴったり重なります。
タグ:ネックレス
posted by atenari | プロダクト / Products

2020年12月17日

ベルナール・ビュフェ展

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Bunkamuraのザ・ミュージアムへ、ベルナール・ビュフェ回顧展を見にでかけました。
静岡のベルナール・ビュフェ美術館の所蔵品から80点が展示されています。

私のビュフェとの出会いは高校時代、新潮文庫のフランソワーズ・サガンの表紙です。
多分全部、揃っています。トップ写真はそのうち一番小綺麗な一冊。

初めてパリへ行った時は、ぶらっと入ったギャラリーでちょうどビュフェの展示会がおこなわれていました。二十歳の頃でしたから「パリでビュフェを見た」ことに大満悦だったのを覚えています。

今回は回顧展ということで、特に初期の作品を多く見られて良かったです。
一枚の絵は、キャンバスの一部が花文字のように盛り上がっていました。キャンバスにホームリネンを転用したのでしょうか。
ビュフェが画家としてスタートしたのは戦後まもなくの時期。モノ不足を思わせるような薄塗りの絵の具、少ない色数、でもこの時期特有の魅力があります。

今回80点を見終わって、モチーフで私が一番気に入ったのは電線。
ボールドなラインのあいだに、風にふるえるように頼りなくつながる筆のタッチ。
たまりません。

ベルナール・ビュフェ展は1月24日まで。
大きな絵が多いので見ていてリフレッシュできるのと、間近で実物を見ないと分からない絵肌の豊かさがあるので、お好きな方には全力でお勧めします。